私が住んでいる町には消防団があります。消防署と連携して消火活動をサポートするのが務めで、有志の市民が参加しています。
なぜ消防団の話をするのかというと、最近、私が住んでいる地域は延焼リスクが高い地域だということを知ったからです。
実際に災害時に火災が発生した場合、道路が狭い地域では、消防車が入ってこられない可能性があります。そんな時、最初に動けるのは近所の住民です。したがって、住民がまず初期の消火活動をしなくてはなりません。火は小さい時の方がすぐに消し止めることができるからです。
その後、消防団が駆けつけ、消防車が来る前の消火活動に入ります。ところが実際の火災を想定してみたところ、私はどこに消火栓があり、ポンプはどこにあるのかよく知りませんでした。消防団の人たちは可搬式ポンプを運び出し、ホースをつないで消火活動を始めます。
最近知った情報では、南海トラフ地震は今後30年以内の発生確率が60~90%程度以上とされています。神奈川県によると、南海トラフ地震が発生すると鎌倉市の予想震度は震度6弱です。火災発生リスクも高まります。
私が一番心配しているのは、南海トラフではなく、相模トラフ地震です。これは大正12年の関東大震災と同じタイプの地震で、相模トラフ沿いのM8クラスの巨大地震です。今後30年間の発生確率はほぼ0~6%なので、南海トラフ地震より低いですが、万が一これが起きると、内閣府によると鎌倉市は震度7の揺れに襲われます。
さすがにこのレベルの地震が発生すると、時間帯によっては各地で同時に火災が発生する可能性があります。この時、私ができることは、消防団が効率的に活動できるようなサポートを地元で行うことです。
地域の防災訓練については、普段あまり情報が入ってきませんが、本当は、地域が主体になって年に一回くらいの防災訓練をした方がいいと思っています。日ごろからそうした場で消防団とも交流があれば、いざという時に連携がスムーズにいきます。ですから今後は、積極的に地域の防災訓練にも参加しようかと考えています。
皆さんの地域では、災害に対する備えを整えていますか。
個人で備蓄などの準備をするのは当然ですが、地域として、いざという時に連携できる体制を日ごろから整えておくことも必要ではないでしょうか。
先月末、熊本で大きな地震が発生し、多くの住民が被災しました。熊本は活断層型、鎌倉が想定するのは海溝型という違いはありますが、「震度7の揺れが実際に起きた」という点では共通しています。
熊本を見て、鎌倉も他人事ではないと思いました。